2007年度公立高校募集定員(定時制)と入試得点の簡易開示制度について、申し入れ書(要求書)を提出

2007年3月12日

京都府教育委員会
委員長 藤田 晢也 様
教育長 田原 博明 様

京都府立高等学校教職員組合
執行委員長 寺内 寿
定通部部長 吉松 敬二

2007年度公立高校(定時制)入学志願者数の発表をうけての緊急要請

3月1日、2007年度公立高校の入学者選抜の志願者数が発表されました。それによれば、京都市内の夜間定時制においては、朱雀高校普通科、桃山高校普通科、西京高校普通科、伏見工業高校工業技術科の4校4学科で募集定員を上回る志願者数になりました。他の市内定時制でも昨年を上まわる志願者数・倍率となっています。今回市内定時制の定員が100名減少(夜間定時制に限れば130名減少)しましたが、志願者数は昨年と比べて3名減少しただけで、倍率は昨年の0.75倍(427/568)に対し、今年は0.95倍(424/447)となりました。

3月1日付朝刊各紙は、全日制が「広き門」になり、府教委がそのことに対する見解を発表していることを報じていますが、定時制については、府下全体で倍率が高くなったことが報道されているだけで、市内定時制各校が軒並み1倍を超えるという異常な状況は述べられず、それに対する府教委の見解も出されていません。

私たちは昨年8月末、2007年度の募集定員が発表されたとき、夜間定時制が130名の募集減になることについて、多数の不合格者が出ることが予想されるため、削減を見直すよう要請をしました。その時の貴委員会の見解は、「全日制の収容率を上げ、各中学校でも適切な指導をするため、心配するようなことにはならないと考えている」というものでした。しかし、今回の出願状況は私たちの指摘したような結果となっています。

今回、定時制では1次募集において例年以上に多数の不合格者が出るのは明らかであり、全日制でも、「広き門」になったとはいえ、市内 4通学圏合わせて450名を超える不合格者が出ます。にもかかわらず、2次募集の枠は、このままでは例年よりずっと狭いものになり、高校に行きたくても行けない人が数多く出ることが予想されます。最後のよりどころである定時制・通信制が狭き門となり、入学を希望している人たちが行き場を失うということのないよう、さらに入学してきた生徒たちの教育環境を低下させないために、以下の項目の実現を要請します。

1. 2007年度の2次募集において、募集定員を追加増員し、それに見合う教職員定数を配置すること。
2. 府南部への定時制・通信制課程の設置も含め、これらの問題を抜本的に解決するための施策を示すこと。

以上

Page … / 1 2 3
このページのTOPへ