新春旗びらき

2012年度の年頭に当たり、 原田執行委員長が年頭のごあいさつを申し上げます。

新年明けましておめでとうございます

昨年は多くのことを考えさせられる年でした。まず、3月11日の大震災の中で発生した福島第1原発事故では、原爆とは違う「原子力の平和利用」という幻想に何となく巻きこまれていた自分を発見し、その背後にアメリカによる巧妙な対日戦略があったこと、また、「原子力村」といわれる排他的な産学一体の現状が、真理を追究することを許さなかったことなどを知り、改めて真実を知ることとそのための努力の重要さを痛感しました。

11月に大阪市長選挙では「今の日本の政治で一番重要なのは独裁。独裁と言われるぐらいの力だ。」「教育は2万%強制」と言い切る橋下徹氏が当選しました。マスコミの中にはファシズムをもじって橋本市の主義をハシズムと書くところさえありました。大阪の友人は選挙の最終日に多くの青年たちが大挙して橋下氏に投票をしたと語っていました。橋下氏の主張のどこが青年たちを引きつけたのか、青年期の教育に携わる者として大きな関心を抱きました。そして、私が青年教師のころに出会った先輩の言葉、「私はファシストが触れたらやけどをするような青年を育てたい」を思い出しました。

さて、今年は京都市長選挙の年です。2月5日が投票日です。「独裁を標榜する橋下氏の大阪市政に対して、庶民の暮らしに心を寄せる市政の誕生は全国に大きな影響を与えます。日本がじわりじわりと「いつか来た道」を転がり始めているように思えるときだけに、その感を強くせずにはいられません。

年の始まりに新しく仲間が増え、この数年で年間最多の組合加入になりました。職場の中に「絆」を取り戻し、元気で自由な雰囲気の中で働けるよう、ぜひ多くの方々に府立高教組に加入していただくことをお願いして年頭のあいさつとします。

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