定時制の募集定員の増員を求める緊急要請

3月3日に府立高教組・定通部は、2008年度公立高校定時制の入学志願者数の発表を受けて、定時制の募集定員の増員を求める緊急要請を行いました。

要請内容は以下の通りです。 

2008年3月3日

京都府教育委員会
教育委員長 藤田 晢也 様
教育長 田原  博明  様

                                京都府立高等学校教職員組合
    執行委員長     寺内  寿
    定通部部長   吉松  敬二

2008年度公立高校(定時制)入学志願者数の発表をうけての緊急要請


  2月29日、2008年度公立高校の入学者選抜の志願者数が発表されました。それによれば、京都市内の夜間定時制においては、朱雀高校普通科、桃山高校普通科、西京高校普通科、伏見工業高校工業技術科の4校4学科で、昨年に引き続き募集定員を上回る志願者数になりました。市内夜間定時制全体で見ても、募集定員は10名減らされました(1次の募集定員で見れば50名減)が、志願者数は昨年と比べて23名増加し、倍率は昨年の0.95倍(413/434)に対し、今年は1.12倍(436/388)と、はじめて1次募集において1倍を超えるという深刻な事態になっています。
  私たちは昨年7月末、2007年度の入学者選抜で大量の不合格者が出たことについて、昨年度の夜間定時制の130名の募集減が要因であり、このままではまた多数の不合格者が出ることが予想されるため、削減を見直すよう要請をしました。その時の貴委員会の見解は、「07年度の志願者数については少し”読み”が違っていた。しかし、全日制の収容率を上げ、各中学校でも適切な指導をするため、心配するようなことにはならないと考えている」というものでした。 
  結局見直しはされず、そのうえ西京高校の定員を10名削減し、さらに市立の2校では1次の募集定員を全定員の1/2にされました。私たちは、これでは、1次入試でも大量の不合格者が出るうえ、続く2次入試はさらに狭き門になり、合格しても遠距離通学を強いられる者が多数出てくると警告していました。
  今回の出願状況は私たちの指摘したような結果となっています。定時制では1次において100名を大きく超える不合格者が出るのは明らかです。全日制では、募集定員を140名増やしたものの、志願者数は300名以上増えており、市内4通学圏合わせて653名の不合格者が出ます(昨年度は456名)。もう、”読み”が違っていたではすまされない事態であり、即刻の対応が必要です。
  最後のよりどころである定時制・通信制が狭き門となり、入学を希望している人たちが行き場を失うということのないよう、さらに入学してきた生徒たちの教育環境を低下させないために、以下の項目を実施されるよう要請します。


 

1.2008年度の2次募集において、桃山高校定時制の募集定員を増員し、それに見合う教職員定数を配置すること。

 

2.京都市教育委員会と協議して、伏見工業高校定時制と西京高校定時制の一次の募集定員を見直すこと。

 

3.府南部への定時制・通信制課程の設置も含め、これらの問題を抜本的に解決するための施策を示すこと。

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